トムヤムクンには2タ

2021/10/06 11:30

トムヤムクンには2タイプありますか。

トムヤムクンの起源には諸説ありますが、インドから米を輸入し始めたのと同じ頃、インドや中国から伝わった〝おかず〞としてのスープをタイ風にアレンジしたのが始まり、というのが通説です。それまでタイにはごはんと一緒に汁物を食べる習慣はありませんでしたが、この頃から現在〝ゲーン〞と呼ばれている汁物のおかずを食べるようになったのだとか。

当時生まれたトムヤムクンの原型は、澄まし汁のような中国のスープにタイで伝統的に使われてきたさまざまなハーブと弾力があり煮崩れしづらいタイ産の川エビを加えて煮込んだもの。中火でゆっくりと煮だすことによってハーブの味と香りが凝縮。エビの頭からは味噌が溶け出し、スープが濁りのない澄んだピンク色に仕上がります。

実は現在タイで食べられているトムヤムクンには、大きく分けると２つのタイプがあります。ひとつは澄んだスープという意味の「ナムサイ」、もうひとつは濃厚なスープを意味する「ナムコン」。日本で一般的に知られているトムヤムクンといえば、濃厚で赤いスープが特徴の「ナムコン」ですが、元々のトムヤムクンは中国のクリアスープがベースとなった「ナムサイ」だったというわけです。

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タイ料理を代表する「トム・ヤム・クン」

世界の3大スープのひとつで、酸味と辛さがクセになる「トムヤムクン」。

トム＝煮る・ヤム＝混ぜる・クン＝エビという語源がある、タイの伝統料理です。

そんなトムヤムクンには、大きく分けて２種類あります。

やや白く濁ったこってりタイプの「トムヤムクンナムコン」と、クリアに澄んだあっさりタイプの「トムヤムクンナムサイ」。

どちらが好みのトムヤムクンか、いろいろと食べ比べてみてはいかがでしょうか？

辛くて酸味のきいたスープ、海老以外にも鶏肉や干し魚、鴨肉、きのこを使ったものなどがあります

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本格タイ料理「バンラック柏店」

店主 : https://baanluck.jp

住所 : 〒277-0023 千葉県柏市中央１丁目９−１６ YSビル 2F